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03 オンラインセミナー

ONLINE SEMINAR

03 オンラインセミナー

SEMINAR SUMMARY

作る:売る=1:9

経営者や新規事業開発担当者(技術者)向けの
オンラインマーケティングセミナーの中で、必ずこのフレーズを言わせていただいてます。

「作るが1割、売るが9割、
 なんだったら、売るだけ10割でもいいです」と。

その心は・・・
そのぐらい極端に言わないと、作るの大好きな元設計部所属、技術部所属の開発系の人たちは、
自分たちが得意で大好きなものづくりの世界へ戻っていってしまうからです。
そういう私(関根)も元設計部所属。
小さい頃はプラモデル、ラジコン作りが大好きで、高専から大学工学部、
社会人になってからは念願の設計部に所属して、新製品開発の日々。
ものづくり路線のど真ん中を好んで歩んできました。

が、良いもの作れば売れる神話は遠い昔の話し。
にも関わらず、
開発といえば、構想して、設計して、試作して、動かして、また改良するという考え方です。
ですので、新規事業開発も同じプロセスで進めがちです。
売るのは自分たちの仕事ではない、それは営業の仕事だと、どこかで思っています。
だって、作るのはできるけど営業なんてできないし、良いものさえ作れば売れるはず!と、
残念ですが、いまだにそう考えている人は多いのです。

売るために作るんです

そもそも、何のために「作る」のでしょうか?
それが仕事だからですか?
好きだから?得意だからですか?

いえいえ、企業に所属している以上は、
ものすごく単純な話しですが「売る」ために作っているんだと思います。

『売るために作る』

売った利益で企業は存続、成長していきます。
社員の給料も、新しい設備も、売った利益で賄っています。

非常にシンプルです。

作ってから売るのではありません。
売るために作っているんです。
作ることだけに集中するあまり(集中したい気持ちもわかります)、売ることを考えなさすぎです。

売り先がある、オーダーがある、買ってくれるお客さんがいる、
だから、作って売って、利益があるから、あなたの会社があって、
未来の新しい事業の柱を作り出すために、
新しいことにもチャレンジさせてもらえる環境があります。

逆を考えてみてください。
作っても売れず、利益が出ないので給料が払えなくなる。
そうなれば、社員は家族を養えなくなります。
経営者も未来の構想どころではありません。
目先の利益、少しでもいいから買ってくれるところを探して、足元を見られて安く買い叩かれるなど、
負のスパイラルに入ってしまいます。

ですので、新規事業にチャレンジするということの意味も、
やれと言われたからやるのではなく、
売れるものを作るという意味で理解できると思います。

新規事業開発も一緒

でも、新規事業企画や新規事業開発の場合は、
「そもそも、新しいものだから、世の中にないものを作るから売れるか売れないか分からないでしょ?」
という質問を受けることがあります。

はい、最初から売れると分かっているなら、自分でやってしまいます。
預言者ではありませんので、売れる売れないは正直100%ではわかりません。

ですが、
作る前に売れる見込みがあるのか?ないのか?
どのくらいの市場規模があるのか?
そして、
売れる仕組み、仕掛けをつくって、売れるようにすることはできます。
新規事業開発で起こる社内の問題ごとアルアルとその解決法もよく知っています。

それは『「売るために作る」・・・ため』の仕組みづくり=”マーケティング”の重要性を知り、
これまで実際の開発現場で実践して結果を出せてきたからこそ、
どうすればうまくいくようにできるか?がわかるようになったのです。

「マーケティング」という字面は元は英語ですので、
なにかスマートな印象、よくわからないという誤解を生みますが、
簡単に言えば『売る仕組みづくり』です。(*マーケティングとは非常に広範にビジネスに関わります)
経営者の方や、上級管理職の方など、会社の事業経営・事業部運営で、
日々どうやったら売れるか、目標どおりに会社を成長させられるかを考えていると、
仕組みづくりと聞くと「ああ、それなら理解できる」と腹落ちしやすいと思います。

経営者・技術者こそマーケティングが必要

”マーケティング”=『「売るために作る」・・・ため』の仕組みづくり
売る仕組みづくりを構築できれば・・・?

例えば、
新製品や新サービスの広告をうてば新規顧客の獲得と数が把握できるようになります。
そのうち、次のステップ=購入・契約に至る確率も予想できるようになります。

経営者や事業を管理する立場の方の場合・・・
先々の売上見込がかなりの確率で分かれば、実際、その通りになれば、
こんなに”安心”できることはありません。
じっくりと未来の事業構想に取り組めますし、新たに投資する場合にも、
CF(キャッシュフロー)が予想できれば、大胆に、戦略的に、投資判断をすることができます。

開発担当者の場合・・・
いつ売れるんだ?何台売れるんだ?そもそも売れるのか?といった
社内からの無慈悲・無理解なプレッシャーに対して、
明確に答えることができるようになります。
開発に足りないのは、機能や価格の安さを実現することではありません。
「欲しい」というお客さんの声を聞くこと、
「欲しい」と言われるモノ・コトをお客さんの声を聞いて作ること、
誰に対して売るのか?誰が買ってくれるのか?を早い段階で明確にする必要があります。
これさえできれば、冒頭の社内からのプレッシャーがあっても、
明朗会計!的に、バシ−っと答えられます。無用な社内の争いに疲弊することもありません。
「売れる」ことが示せれば、これまで敵だった社内がガラッと味方に変わります。
我々、少数精鋭の新規事業開発部隊の頑張りが報われるというものです。
(ここは実感を強く込めたいところです)

作るのは売るためです。
それを効果的に、社内の協力を得ながら、
経営者には安心を、開発者には理解をもたらしながら、
成功を実現するために必要なことは”作る”に売る”マーケティング”の力を掛け算することが
最善の方法なのです。

レプラスが提供するオンラインセミナーでは、
特に新規事業開発者(技術者)や経営層の方向けに、
できるだけ分かりやすく、楽しく、
そして、ワークショップ作業を通して、すぐに実践できるプログラム作成を目指して参ります。
多種多様な異業種の皆さんが集まってのセミナー開催が基本ですが、
企業単位で開催することも可能です。

新規事業開発を成功させるために、売る仕組みづくり=新規事業開発者のためのマーケティングを取り入れていただけたらと思います。

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